私達は合宿2日目の6月9日、福島県浪江町のNPO法人Jinさんを訪問しました。

1.グループワーク(菅野さん)

最初に3つのグループに分けられ、
合宿1日目の体験を通して自分が強く感じたことを各自紙に書き、グループ内で発表し、さらにグループから1人ずつ共有したことを全体に発表し合いました。
その他にも
・口という部位を使った漢字を15個書く
・自分にとっての”幸せ”とは何か
などのお題の答えをグループ内で発表し合い、考えを共有し合うこと、自分の中にはない他人の考えを知ることの大切さを学びました。

2.講演(川村さん)
川村さんから、NPO法人Jinについてのお話を伺いました。
NPO法人Jinでは、2つのことを課題としています。
①若い人に入ってもらう環境づくり
②戻ってきた老人が豊かに暮らせる環境づくり

①の対策として…
・働き手不足、少子高齢化の現状を踏まえて、人がいなくても成り立つ職業を
→農業を始めた
さらに、風評被害の少ないものとして、花の栽培を始めた

・スマートな農業を
→土日は休みにし、8時間労働を基本とする

・キーワードは”日本一”
→質の高い高価な花を栽培する。1人で花を作って1千万売り上げて若い人に伝えていく

②の対策として…
・老人の方に、できる範囲でやれることをやってもらう
→農業、薪割り、ご飯作りなど

・行政、社会支援に頼らずにサポートセンターとして、利用者に稼いでもらう

3.まとめ
グループワーク、講演、施設案内を通して、浪江町に帰ってきたいと思う人、特に若者のための環境づくりが大切であることを強く感じました。
そして、ただ単に社会の公的サービスに頼るのではなく、自分達でどうやって復興していくかを考え、思いを形にして行動していった川村さんの強さに非常に惹かれました。

共生とは、共に生きる、共に生かすということからも、老人の方にただ単に介護というサービスを提供する、与えるのではなく、できる範囲で社会の一員としての役割を担ってもらい、高齢者の方が自分らしく生きていける環境を作るということも高齢者支援の視点として大事なのだということを再認識しました。

最後になりましたが、川村さん、菅野さん、大泉さんをはじめ、お忙しい中ワークショップにご協力くださった皆様に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

3年 斉藤百華