2020.07.13
【レポート】講演会 淺野高宏様
令和2年7月9日
本日は、弁護士で北海学園大学教授でもある淺野高宏様より、オンラインにてお話を頂戴いたしました。まずは、突然のお声がけにも関わらず、快くご講演くださったこと対して、菊池ゼミを代表して感謝申し上げます。本当にありがとうございました。以下、講演会のレポートとさせていただきます。
ご講演いただいた背景としては、淺野様が弁護士としてご担当された裁判を判例研究として扱ったことでした。通常、机上での勉強や情報収集による判例研究、報告を行っているところ、今回のように本裁判における内情や実態を当事者の視点からお話しいただけたことは、現役ゼミ生とって大変貴重な機会であったと考えております。また、それは同時に、「現場」を通して自分の知識を更に深い理解に結びつけるという菊池ゼミらしい取り組みであることも実感いたしました。
最初、アロハシャツにバーチャル背景という斬新なご登場をされたことは一生忘れないと思います(加えて、その理由がコロナ禍で大変な東京の我々を元気付けるためというエピソードも胸熱でした…)。
ご講演の中で、私は、淺野様から多くの知識を得ると同時に、その人柄から様々なことを吸収いたしました。
特に感じたことは、常に「自分が楽しむ意識」「相手に尽くす意識」を持たれているということです。裁判中の不利な状況を含む全ての状況を淺野様自身が楽しんでおられるように感じました。また、その上で、他者に尽くされていることに関して尊敬の念を持ちました。「相手に尽くす」「相手を思いやる」ということは、人生の中で凄く大切なポイントだと思っていますが、意外とできていない人が多いです。本日は、その大切さを改めて確認することができました。
改めまして、本日はお忙しい中菊池ゼミのために時間を割いていただき、また貴重なご講演をいただき本当にありがとうございました。オンラインで行ったこともあり、双方間のコミュニケーションが中々難しいという点はありましたが、大変有意義な時間を過ごすことができました。いつかオフラインで同じ空間を共有できることを楽しみにしております。
p.s.
オンラインということで、淺野様のパパとしての一面が垣間見えたことにとてもほっこりいたしました!私の好きな言葉に「人はバランス 人生はタイミング」というものがあります。淺野様も共に原告代理人を担当した女性とご結婚されたと仰っておりましたが、そのような奇跡や巡り合わせは本当にあるものだと感じますので、私もそれらを大切にして生活していきたいと思います。大変な時期でもありますので、くれぐれもご自愛くださいませ。
4年 小柴 大河